ゆば甚では、ゆばの製造には昔から使っていた井戸水を使用いています。ここ、但馬地方は昔から「但馬に行くときゃー、弁当忘れても傘わすれるな」と言われてる程、 雨の多いところですから、水も豊かです。
ここでは分かり易いように「豆腐」に例えてみましょう。豆腐も使う水によって製品の味も大きく左右されます。都会に行った時や、 また大手のスーパーも田舎にも出店して来ていますので、そこで売ってる都会の「豆腐」を買って食べてみると、昔ながらの豆腐の味が全く感じられません。 田舎で生まれ、田舎で育ち、田舎に暮らしてる者には全く味の無い豆腐です。地元の豆腐屋さんの作ってる豆腐には、子供の頃から食べてた豆腐の味、豆の味がします。 使ってる大豆はそんなに違わない筈で、むしろ都会の方が高い大豆を使ってることもあります。田舎の豆腐屋さんは普通の大豆を使っています。(これは豆屋さんから聞いた話) 弊店の近くに、お婆さんが昔ながらの石臼で豆を挽き、手作りで作ってる豆腐がありますが、これは本当に美味いです。豆は普通の大豆です。手作りということもありますが、 やはり水も大きく関係すると思います。
ゆば甚では、水は井戸水を使って製造しています。(井戸そのものはポンプで汲み上げ口は埋めてしまったので上からは見えませんが。)
大豆は国産大豆を100%使用しています。遺伝子組み替え大豆は使用していません。
ある人の話ですが、「都会の湯葉屋で買った「生ゆば」は全く味気の無いものだったが、ゆば甚の「生ゆば」は味があり、豆の味がする」 と言って頂きました。 今、大都市には「湯葉と豆腐料理」のチエーン店が有り、実際そこにも食べ行きましたが、料理は美味しいです。しかし湯葉その物について言えば「味が無い」と言うのが感想でした。 |